アロ~ハ!北川です。

舞台用語の「上手(かみて)」「下手(しもて)」の意味が分かると社会のいろいろなルールが見えてくるから不思議ですよ。

ステージのMCや司会進行役は「下手」。それに対して講演する人の演台は「上手」にあるよね。
学校の入学式や卒業式の場合、校長先生は下手から出て、下手にハケル。それに対して主賓席は上手に用意されて上手から出て、上手にハケル。なるほど。
お殿様は上手に、お姫様は下手。ひな人形もそうなっている。
結婚式も、男性は上手、女性は下手だ。
天皇陛下は上手、皇后さまは下手になっている。おお!

位の高い人を下手に、低い人を上手に配置したりすととんでもないことになってしまう!気を付けないと失礼になっちゃうね!

オリンピックの表彰台は3段になっているから、金は真ん中、銀は一つ下だから下手に、銅は金を真ん中にするため上手の一番低い高さ。

でも、調べてみると、日本は明治以前は下手が位が高いとしていたようですよ。それが、明治に入って西洋の向かって右が位が高いに変えたんだとか。右大臣と左大臣は左大臣が位が高かったそうです。だからいまだに結婚式の男性は右側だっけ?なんて迷ったりするんだね。
中国でも左が位が高かったとかあり…。調べるとキリがなくなっちゃう。

とにかく、現代は男性が上手、女性が下手。年配者は上手、若い人は下手。

それで、西洋ではなんで上手が男性になったか?ですが、諸説いろいろあるそう。
有力なのが剣を左の腰に据え、抜くときは右手で抜くから男性は上手としたのが始まりだそうですが、はっきりしたことはわからないとか。

ところで、バンドの配置はギターは上手だったよね。ネックが外を向いていた方が見た目的にきれい。ポールマッカートニーは左利きでネックを右手に持っているから下手にいたっけ。それが起源かどうかはわからないけど、いろいろバンドを見るとベーシストはたいがい下手になっている。面白いね。